伊丹谷良介 第1回アジア青年芸術祭にニッポン代表として出演!その1 2007-9-23
東京〜シンセン〜香港〜マカオ 珍道中ルポ その1
10月の横浜ライブまで日本にいる予定だったのだが、いきなりライブ出演のオファーがあり、スケジュールを変更して急遽一週間後に中国へ飛ぶ事になりました。急なオファーだった事もあり、連絡をもらってから何のこっちゃわからないままとにかくパスポートとマイクスタンド、衣装を持って飛行機に飛び乗る事に。。。
この数年、成田をよく経由して中国,香港に飛ぶ伊丹谷である。
いつも2時間前には到着してチェックインを済ませるが、搭乗までの時間つぶしに困る。そんな時は風呂!!
成田空港にはシャワーと湯船のあるリフレッシュルームというのがあり、そこでひとっ風呂浴びてから飛行機に乗り込む。
値段も安く30分500円とリーズナブル!時間もちょうどいい!
一汗かいてラフな格好に着替え飛行機に乗り込む。そしてビールを飲んでぐっすり寝る。
みなさん成田から出発の時にはおすすめですよ。
今回の目的地は中華人民共和国広東省シンセン。
成田から香港空港に飛び、そこから直行フェリーでシンセンへ向かう。
香港からは電車・バスもあるが、フェリーなら香港空港からシンセンまでの出入国審査が省略され大変便利である。
でもフェリーは船酔いする。。。ウゲ。
そしてシンセンに到着。
シンセンのホテルは超高級なリゾートホテル。伊丹谷の部屋は海が一望できるリゾートスイートルーム。超VIP待遇!
それもそのはず。今回ゲストに招いていただいたのはなんと!
『第1回アジア青年芸術祭開幕オープニングイベントの日本代表ゲスト』
ではないですか!!
アジア各国のスターが集結する珍しいビックイベントで、アジアで活動する伊丹谷からするとスポーツ選手が夢のオリンピックに出場するようなもんである。
このイベントはアジア各国のどこかで1年に1回開かれるイベントで、今年の開催国は中国。そして開催地は偶然にも伊丹谷が2002年〜2005年まで活動の拠点にしていたこともある思い入れ深い街、シンセン。なんという偶然!
そのシンセンに今年の7月にオープンしたばかりの今、中国で最も注目されている巨大テーマパーク『シンセン東部華僑城』の野外特設ステージで開幕イベントが開催されたのです。
ここにインド、マレーシア、シンガポール、ロシアなど24の国と地域からトップスターが集まるなか、ニッポン代表は伊丹谷という事になったわけです!ワオー!
ホテルに着いてから少し休憩し、早速現場に行って打ち合せ、リハーサルとなった。
ということで、どえらい大役を任された事を知り、とにかく成功を目指してリハーサル現場に向かった。が、シンセンに着いてから雲行きが怪しい。。。
案の定、豪雨から嵐となった。
広東省のスコールはハンパじゃない。。。
99年の中国大陸ツアーで嵐のせいでステージがいきなりぶっ壊れ、リハーサル中にステージ上に馬鹿でかい屋根が落ちてきて死にかけた事を思いだす・・・かかってきやがれ!と気合いを入れて会場へ向かった。
嫌な予感・・・。
げっ!
ステージは野外っ!会場のステージはとってもゴージャスで舞台の後ろに幅300m落差45mのモーレツにでかい滝が流れ、ステージ上では演出効果としてKISSやローリングストーンズのコンサートばりの火柱がボーボーである。台風が近づいたため風もビュービュー。
ンもー大変!そして現地のバックダンサーが20人ぐらいつき、限られた時間の中でリハーサルを行い、はい、翌日本番!!
翌日も朝から時折激しい豪雨に見舞われたが、ラッキーな事に伊丹谷ライブ本番前、
嘘のように空は晴れたっ!!!
よしっ!!
そんなこんなで本番は始まり『Hello Mr. Asian』を一曲入魂!!
アジア青年芸術祭ということもあり、まるでこの曲はこのイベントのためにつくったかのよう。我が曲ながらこのイベントにはピッタシはまり、会場の大歓声のなか満月の夜空に向かってシャウト!!
伊『Can You Take Me! Hi~~~~gher~~~~~~!!!!!!!!!!!』
客『Woooooooooooooooooooooo!!!!!!!!!!!!!!!!』
言葉の壁を越えてアジアの人々が一体になった瞬間である。
というわけで何とか無事、伊丹谷ライブは大成功に終わりました!
まさに今回のライブは嵐のように力強く、激しいライブでした。
そしてシンセンライブ翌日に中国の新聞やホームページの一面を飾る事も出来ました!!
伊丹谷ネタ(sina影音娯楽より 中文 伊丹谷写真あり)
http://ent.sina.com.cn/s/p/2007-09-24/00061727256.shtml
また、今回のイベント『アジア青年芸術祭』の模様が中国の国営テレビ局CCTV3(中央電視台)『首届亜州青年芸術節』にて中国全国ネットで放送されました。中国中が国慶節でお休みになる10月3日のゴールデンタイムに放送されたので中国全国民のお茶の間にも伊丹谷の顔を出せる事が出来ました。
このイベントを経てつくづく
『長い間HelloMr.Asianを歌い続けてきてよかった!』
と思いましたし、日本代表として参加できた事を大変光栄に思います!
今回のこのイベントにお招き頂いた方々本当にありがとうございました。
これもずっと応援し続けてくれているファンの皆様、バンドの皆様、日本、中国、香港の関係者やスタッフの皆様にも感謝です!
ありがとうございます!
これからもよろしくですっ!