伊丹谷良介、紀敏佳による東京と香港を結んだリアルタイムライブ成功
4月16日、香港のロックイベント「Zound Alive 2006」(主催:A-ZOUNDMANIC BASE、場所:香港尖沙咀“PuzzleZ”)に伊丹谷良介が出演しました。
ライブのバンドメンバーとして、菊地圭介氏を特別ゲストとして迎え、“Nezumi”(中国で大ヒットした“老鼠愛大米”の日本語ロックアレンジバージョン)や、
伊丹谷の代表曲である“Hello Mr.Asian”などを演奏いたしました。
この日のもう一人の特別ゲストは紀敏佳。
伊丹谷の代表的ロックバラードでもある“我愛イ尓”をデュエットしました。
紀敏佳はDigital Musician Link(以下、DML http://www.digitalmusician.net )の技術を使用し、東京赤坂のスタジオより香港のライブに参加。
東京と香港をリアルタイムで結んだ世界初のライブとなりました。
DML日本 東京赤坂 スタジオ |
日本と香港間のリアルタイムデュエット |
DMLは、お互いが遠隔地にいても、インターネット回線を利用してP2P接続し、タイムラグなく、しかも高品質で、オーディオおよびMIDIのリアルタイム録音・セッションを行うことができる技術です。
もともとDMLはレコーディング用に開発された技術ですが、今回初めてライブで使用され、ウェブカメラでお互いの顔を見ながらのデュエットとなりました。
紀敏佳 (日本から出演) |
バンドメンバー(香港から) |
香港にいる日本人アーティストと東京にいる中国人アーティストのコラボレーションに、ライブ会場は盛り上がり、この日のZound Alive 2006は終了いたしました。
突然の海外からのゲストに会場もビックリ |
DML日本人スタッフが全面サポート |
○菊地圭介
トムキャット、アルフィーのバンドメンバーとして活躍。
浜崎あゆみ、小女子十二楽坊、女子十二楽坊などのアレンジャー、プロデューサーもつとめる。
今回、「超級女声」第5位の紀敏佳のEPプロデュース、楽曲提供を行った。
○紀敏佳
2005年、中国のオーディション番組「超級女声」に出場し、5位となった。
「超級女声」は中国の地方ローカル局(湖南電視台)の番組にも関わらず高視聴率をマークし、2005年の中国の社会現象となった番組。
番組終了後、上位入賞者は各地のテレビやCMにひっぱりだこで、それぞれ多方面で活躍している。
2006年4月12日、紀敏佳は菊地圭介氏プロデュースによる3曲入りEP「佳信・佳音」を発表。
その中で“我愛イ尓”(曲:伊丹谷良介、詞:伊丹谷良介、紀敏佳)を歌っている。