Asian Act

『なぜ伊丹谷が大学で特別講師？？』と思う人も多いかもしれないので一応書いておくと、
ロック歌手伊丹谷良介はイッチョマエに日本の芸術大学の大学院でビジュアルサウンドデザイン（視聴覚デザイン）の修士課程を卒業している。
だから日本でも音楽活動の合間に芸大で『視聴覚デザイン』の講議をした事は何回もアル。
今回はそれを聞き付けた人民大学が『あの日本人の伊丹谷を呼べ！』
ということになり今回の北京滞在中に人民大学の１ケ月特別講師集中講議依頼としてお招きされたわけである。

中国の超エリート大学北京人民大学に日本ロックンローラー伊丹谷が教壇にたつ時代になった。
なんとも将来期待のできる良い国である。笑
人民大学に御挨拶に行った初日。
『い、、、伊丹谷先生、、、そ、その格好で授業されるのですか？？ちょいと御派手かと。。。。』
と言われたが『ファッションデザイン学科もある大学なんやからええやん。』と。。。
伊丹谷は中国に音楽活動しに来たのが目的なので先生のかっこなんてもってきていない。
普段着が派手なんだから仕方ない。（無論日本でもスーツ来た事がないが。。。）
結局１ケ月間、そのまま最後までステージ衣装とかわらない格好で完全に自由なスタイルで日本と全く同じように授業させてくれた。
大学も生徒も喜んでくれたようなのでがんばったカイがあった。

人民大学での授業の間、北京での『伊丹谷ロキュメンタリ－撮影』や『北京の今後の音楽活動の本格的な準備』もたっぷりでき、間、疲れで病院に運ばれ３日寝込んだものの大変有意義な北京滞在となった。
んで、この一ケ月の写真はこんなかんじである。。。

これが校舎
でもこれはほんの一部で大学は村バリにでかい。。。
こんな建物が何十もある。。。
中国はなんでもほんまでかい。。。

人民大学最後の日、デザイン学科の方（数百人）を全員集めて講議する事になりました。
最後の日に相応しいかなり大掛かりな授業で良い感じでした。
ふぁ～ちかれた。。。。

人民大学の機材はハイテクでやりやすかったです。

一応視聴覚デザインの話だったので講議会場ではマルチメディアな授業方式で進めましたが。。。

『秘するものは華となり秘せざるものは華とならん。。。』
日本の伝統的なエンターテイメントの考え方なんかもえらそうに説明。。。

生徒の交流をはかる為に『質問コーナー』をいれたりして盛り上がる。
やっぱ双方性のあるほうがいいね。

講議の内容は『視聴覚デザイン』でもほとんど自分仕事の紹介がメインになってしまった。

全然質問やマズ。。。『はよおわらな学校からおこられそうなんやけど。。。』

『中国のアートシーンやMTVについてどう思うか？』という質問だったのでお話しました。

最後の質問で『唄を歌ってください』。。。質問チャウやん！
でもリクエストに答えて歌ってしまった。
こんなん地方公演でもやらんぞえ！！

２時間３０分にも及ぶ講議でした

おつかれ～